1月の竜ヶ岳登山スライドショー動画

竜ヶ岳は鈴鹿7Mt.の1つ。
五月下旬の竜ヶ岳は、広大な笹原に子羊が群れる様に、白い塊がモコモコとシロヤシオの花が咲く光景を見られることで有名。

今回は1月。金山尾根から遠足尾根を周回する。

金山尾根に向かう途中、白滝吊橋が撤去されていて通れない。昨日の雨のせいか水量が多く、徒渉点を探してうろうろするうちに、ぬかるみにはまり込んで両足とも泥んこ。

金山尾根に取り付き、標高700m位までほとんど雪は無かった。

次第に積雪が増えてくるが、トレールは薄い。
橋が無いのでこのルートに来る登山者はほとんど居ないようだ。

標高800mを越え、石灰岩の岩場辺りにくると積雪がぐんと増えた。

標高900m辺りでトレールはまったく消えて、ツボ足では太ももまで埋まるようになり、ここでスノーシューを装着。

真っ青な空の下、何の足跡もない純白の雪面を、スノーシューでカシッ、カシッと歩いて行くのは心地良い。

見上げると、木々の枝にはクリスタルのようにキラキラ輝く 粗氷(そひょう)。粗氷とは、気温が0℃に近い時に出来る霧氷の一種で、感動的な美しさだ。

遠足尾根の道に合流するとなだらかな道になる。
少し行くと竜ヶ岳の頂上が間近に見えてきた。

風が強くて、まっすぐに歩けないほどだ。時々よろけるので、ストックでバランスを取りながら登った。

頂上は強風で居たたまれず、早々に引き揚げて、見晴らしの良い風の少ない日向(ひなた)を選び、ゆっくりと食事とコーヒーを頂いて、至福のひと時。

樹氷を愛でながら、見晴らしの良い遠足尾根を通って下山した。

遠足尾根の道は良く踏まれており、ツボ足でも問題なかった。ほとんどの登山者は、遠足尾根ピストンの様子。

静かな山旅でした。

【コースタイム】
宇賀渓P 7:15→8:15蛇谷分岐→10:00遠足尾根道合流→10:25頂上→11:00[1,037m地点]食事休憩11:30→12:15青川峡分岐→12:55林道→13:10宇賀渓P

投稿者 MTRsunny
撮影日時 2015年1月中旬



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