蓬峠ー謙信ゆかりの道
蓬峠へ行くには、土樽から登る道が一般的であるが、平成12年頃に大源太キャニオンの旭原から登る新しいコースが作られた。湯沢町では、このコ-スを「謙信ゆかりの道」と命名して、それ以後大いに売り出している。
旭原で案内板に従って、右折し、林道を進むと、10台程度の車の駐車ができる広場がある。
杉林の中につけられた登山道をしばらくいくと、沢音が聞こえてきて、右手に川の流れが現れる。沢を渡渉して右岸に移ると、すぐに分岐点となる。沢沿いに進む道は直接大源太山に登る登山道であり、右手の支尾根につけられた道が蓬峠に行く新道だ。
分岐点から約20分登ると、登山道の左手から冷たい水が出ているところがある。ここで、冷たい水を補給する。
高度が上がるにつれ、ブナやダケカンバの大木が現れ、中腹では、小沢沿いに滑りやすい急な斜面をジグザグに登る箇所がある。その後は、山腹をからみながら、何回も、ヘアピンタ-ンを繰り返す。なかなかシシゴヤノ頭につかず、苦しい登りだ。
密生したクマササの中を登り切ると、標高1473mのシシゴヤの頭に出る。苦しい登りから解放され、ホッとする。ここはすでに森林限界で谷川連峰のすばらしいパノラマが広がっている。特に、巻機連峰をバックにした大源太山の鋭峰がすばらしい。
その先分水嶺の国境稜線まで、快適な尾根をたどる道となる。小さなピ-クをいくつか越えるが、両脇に咲く高山の花に見とれていれば、さほど苦にはならない。
笹薮の中につけられた道を登り切れば、主稜の分岐点だ。小さな広場になっていて、一息つくのに良い場所である。右に行けば、0.6kmで蓬峠の小屋に、左は七つ小屋山を経て、清水峠につながる。健脚者なら七ツ小屋山から大源太山を周回するコースをとることも可能である。
今回は右の道に入り、蓬峠の小屋に向かう。
この日は祝日で、管理人の高波さんがおり、昼食をとりながら、山のよもやま話を交す。そのあと往路を忠実に下山した。
投稿者 Ryozi Honda
撮影日時 2014年7月21日
↓↓発表します。登山ブログランキング↓↓
にほんブログ村
当サイト「ヤマDO!」に参加しませんか!?
山動画投稿共有紹介サイト「ヤマDO!」が2015年秋にスタートし、500以上の山動画があるサイトにまで急成長しました。そして、まだまだ成長します!
山DO!は、山動画専門のサイトです。
最近、山で、動画を撮影している人をよく見かけます。せっかく撮影した山動画、どうせならたくさんの人に見てもらいたいと思いませんか?
山DO!は、わずらわしい会員登録やユーザー登録も無しで、いきなりあなたの山動画を完全無料で紹介することができます。ただし、一度youtube等の動画投稿サイトに山動画を上げてもらう必要があります。
youtubeに山動画をアップしたことがない人のために、そのやり方も詳しく紹介しています。
だったらyoutubeだけでいいのでは?と思うかもしれませんが、youtubeにアップしただけではたくさんの動画に埋もれてあなたの動画はほとんど見てもらえません。
それに加えて、コチラでSEO対策(検索エンジン上位表示対策)を施すので、ヤフーやグーグル等で検索した際に、検索結果に反映され、直接「ヤマDO!」からのあなたの動画を見てもらえる可能性がうんと高くなります。
youtube等にアップしただけでは、検索結果から見てもらえるということはごくごく一部の動画にしか起こりえません。
それだけでなく、ひとつの山行を複数の動画に分割していた場合も、各々の動画の説明とその並べ方を指示していただければ、こんな風に同じページ内に順番に並べることができます。youtubeではこういったことはできません。
まずは、自分の動画がヤマDO!では、どんなふうに仕上がるのか、お試しで気軽に投稿してみませんか?
ご紹介します!目で見て学ぶ登山教室
登山は、道具選びから技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。
しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。
そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。
それを見て登山を学び、登山ライフを楽しみましょう。
あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の
『目で見てわかる登山教室』楽しいトレッキング講座