八経ヶ岳登山スライドショー動画

午後は雲が出やすいので、天気の良いうちに登りたいと、足元が見える程度に明るくなったのを見計らい早朝の5時過ぎから登り始めた。

大峰奥掛道出会までは、砂岩の岩屑と木の根がからむ歩きにくい急登。一時間程あえぎあえぎ登り、奥掛道に合流した。

奥掛道は、ほとんど平らなルンルン道で、朝日を浴びて木々や苔が輝いて美しかった。所々、木の切れ間から遠くの山が見え隠れする。

弥山(みせん)小屋から弥山の頂上まではほんの一息。
展望を楽しみ、弁天様の奥宮でお願いごとをシッカリさせていただいた。

八経ヶ岳への道にはオオヤマレンゲが沢山あるが、鹿の食害で、今は絶滅の危機に瀕しているのだとか。
鹿除け柵の扉を開けて、登山道は中に入ってゆく。

両脇にはオオヤマレンゲの実が沢山ついていて、花の時期には素晴らしいだろうなと思いながら通過する。

八経ヶ岳山頂からは、山上ヶ岳、大普賢岳や大台ケ原の峰々熊野の方面の深い谷に刻まれた山々が見える。

明星ヶ岳には、あまり訪れる人がいない様子で、山頂付近は草が生えていて踏み跡は見えない。

釈迦ヶ岳へと続く奥掛道が延々と続いてゆくのを見て修験者のすごいパワーを感じ、圧倒された。

【コースタイム】
行者還トンネル西口P 5:18→6:16奥駆道出会→7:55弥山小屋→8:00弥山8:10→8:49八経ヶ岳
→9:12明星ヶ岳→10:22弥山小屋→12:03奥駆道出会→12:53行者還トンネル西口P

投稿者 MTRsunny
撮影日時 2014年9月中旬



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