大普賢岳登山動画

大普賢岳は、奈良県大峰山脈にあり、古来、修験道の山として山伏の修行の場であった。
指弾ノ窟、朝日窟、笙ノ窟、水太覗といった修験道の行場跡がある。

林道水太和佐又線登山口から入山。
登山口の看板は古くて、全く文字が読めない状態で登山届のポストも見当たらない。

踏み跡は何となくわかる所もあるが、ほとんど良くわからない状態だ。

標高900m以下では、まだまだ紅葉がきれいだ。

沢は石灰岩の川床で、水が緑色の透明色をしており、感動的な美しさだ。
水簾滝から左に行けば七曜岳に至るが、我々は右に進み、大普賢→七曜岳へ反時計回りにぐるりと一回りのコースを行く。

奥駆道に合流する手前辺りから霧氷が見られ始める。あいにくお昼近くになっていたので、陽射しが暖かく、融けて、パラパラと落ちてくる状態だった。

大普賢岳頂上では、青い空に霧氷の白さが際立ってとてもきれいで、のんびりと昼食。

四歳の女の子が、リュックを背負って意気揚々と頂上に上がって来た。 母親の話では、おんぶ無しで自力で頑張って来たとのこと。頂上に居合わせた全員で拍手喝さいで迎えた。得意満面な女の子がとても可愛かった。

我々も緊張する場面がいっぱいあり、体力的にも結構きつかったのに・・・・。
すごい少女です。

大普賢岳から下りは傾斜が急で、軽アイゼンを着け緊張して下った。

七曜岳からは、かなりきつい尾根道が続く。

踏み跡は不明瞭で赤テープを探しながらの下山だった。
長い長い下りをやっと降りて、行程完了。

充実感たっぷり、気力・体力いっぱい使った山行だった。

最後は、林道や吉野川沿いの素晴らしい紅葉を眺めながら帰宅。

【コースタイム】
林道水太和佐又線登山口7:20→7:45水簾滝→10:00日本岳→11:17大普賢岳11:42→13:25七曜岳→14:45水簾滝→15:00林道水太和佐又線登山口

投稿者 MTRsunny
撮影日時 2013年11月23日



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